SEO

SEO対策

SEOとは

ウェブサイトを売上が発生するウェブサイトに変える際に必要となる技術として「SEO対策」というものがあります。SEO対策を行うことにより、検索エンジンを利用した際の表示順位が上昇し、より多くの人の目にウェブサイトが止まり、人が集まりやすくなるなど「SEOによる恩恵」が得られるようになります。

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SEOによる恩恵

SEO対策をウェブサイトに対して行うことにより「SEOによる恩恵」が受けられるようになります。このSEOの恩恵には大きく3つのものがあります。

まず1つ目は「検索順位が上がりやすくなる」というものです。SEO対策を行うことにより、世界中に存在する多数のウェブサイトの中に埋もれてしまい、検索をかけても検索上位にウェブサイトが表示されなくなってしまうという事態を回避し、検索上位に表示されやすくなります。

そして2つ目の恩恵が「お金をかけずに露出を増やすことができる」というものです。これは1つ目の恩恵によって得られる効果で、検索上位に表示されやすくなることによって、お金をかけてウェブサイトの宣伝をしなくとも、自動的に露出を増やし、人の目に触れやすくすることができます。

そして3つ目の恩恵が「ユーザーに満足してもらえるウェブページを作ることができる」というものです。SEO対策を行う際には、ウェブサイトを構成するウェブページ内に掲載されているコンテンツのクオリティが非常に大切になります。したがって、SEO対策を行えばそれだけで自ずとウェブページに掲載されているコンテンツのクオリティが向上し、利用ユーザーが満足の行くウェブページやウェブサイトを作成することができるのです。

これら3つの効果がSEO対策を行う事によって発生する、SEOによる恩恵というものです。

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検索エンジン

SEOによる恩恵を受ける為に知っておくべきこととして、検索エンジンと呼ばれる物の存在があります。この検索エンジンというのは、インターネット上に存在するウェブページやウェブサイト、画像ファイルやニュース記事といった、多数のコンテンツを検索する機能、そしてその機能を持っているプログラムのことを指します。SEO対策というのは、この検索エンジンの仕組みを知り、その上で検索エンジンが良いウェブサイトだと判断するようなサイト作りを行うことなのです。

そして、このSEO対策を行う際に注目すべき検索エンジンがGoogleです。Googleとは1998年に登場した検索エンジンなのですが、Googleは世界中で利用されており、シェア率も非常に高いのです。さらに、日本国内では知名度が非常に高いYahooという検索エンジンはGoogleを参考にしているので、GoogleのSEO対策をすることで、YahooのSEO対策にもつながるのです。

日本でSEO対策を行う際には、Googleで検索した結果が上位になるように、ウェブサイトやコンテンツに対して対策をするのが一般的なのです。

検索

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Googleの方針

Googleは10の事実というものを掲げながら運営を行い、ウェブサイトの検索結果にもこの10の事実を照らし合わせながら、表示の優先順位を定めています。10の事実の内容は以下のようなものです。

  • ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
  • 1つのことをとことん極め、上手くやっていくのが一番
  • 遅いよりも速いほうがいい
  • ウェブ上の民主主義は機能する
  • 情報を探したくなるのはパソコンの前にいる時だけではない
  • 悪事を働かなくともお金は稼げる
  • 世の中にはまだまだ情報が溢れている
  • 情報のニーズはすべての国境を超える
  • スーツがなくても真剣に仕事はできる
  • 「素晴らしい」では足りない

これらの10の事実を元に、Googleは運営を行なっており、ウェブサイトの検索結果表示の優先順位を行なっています。そして、この10の事実を元に作られているのが「ガイドライン」と呼ばれるものです。

このガイドラインというのは、Googleが考える素晴らしいウェブサイトの指針のようなもので、このガイドラインに沿ったウェブサイトを作ることができればGoogleからは良いウェブサイトと判断されるようになり、ガイドラインから大きくそれたウェブサイトを作ってしまうと、検索結果の上位表示は難しくなってしまうのです。そしてこのガイドラインに沿ったウェブサイト作りを行なうために重要になることが、内部対策と呼ばれる手法なのです。

google

内部対策

SEOを行う際に大切になることとして、内部対策というものがあります。内部対策というのは、ウェブサイトのページ構成、ページの内容、コンテンツの内容といったウェブサイト内の情報を、Googleなどの検索エンジンが理解し「このサイトにはこういったことが書かれている」と把握させる為に行う施策のことを指します。

具体的な手法としては、ユーザーが検索をする際に用いるキーワードを見極めサイト内に織り込めるようにする、ユーザーが見たくなるようなサイトタイトルやディスクリプションを作る、コンテンツのクオリティを上げユーザーが満足できるコンテンツに常に更新する、見やすく使いやすいサイトデザインにする、そしてユーザーが興味を持つであろうページに対して適切なリンクを行う、という5つの対策があります。

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キーワード選定

内部対策の手法の1つがキーワード選定です。これはウェブページの制作を行う時に、利用するユーザーがどういったキーワードを利用してウェブページやウェブサイトにアクセスしてくるのかを知り、その上で適切な形でそのウェブサイトやウェブページ内にこのキーワードを含めるというものです。
この手法をとることによって、Googleなどの検索エンジンがウェブページやウェブサイトをチェックした際に、ウェブサイトに何が書かれているのかを正確に把握し、サイトが検索エンジンによって評価されやすくなるのです。そして評価がされやすくなることによって、ウェブサイトの検索結果が上位に表示されやすくなる、つまりSEO対策が成功するのです。
キーワードの選定を行う際に大切になることは「ユーザーの目的と運営するウェブサイトや企業の目的が一致するキーワードを選定する」というものです。ユーザーの目的とウェブサイトもしくは企業の目的が完全に一致するキーワードを選定しなければ、ウェブサイトの内容とユーザーの目的が上手く噛み合わなくなってしまい、結果検索エンジンからユーザーの目的が達成できないウェブサイトである、という評価を受けることになります。

キーボード

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タイトルとディスクリプション

内部対策を行う際に重要となる要素の1つが、サイトタイトルとディスクリプションです。サイトタイトルはそのウェブサイトの名称、ディスクリプションはウェブサイトの概要のようなものです。これら2つの物を、利用するユーザーが見た時に「どんなウェブサイトなのだろうか」と興味を引くような内容にするのが非常に大切なのです。

そしてその際に大切になることが、短く端的にそしてわかりやすく、というものです。サイトタイトルを長く冗長なものにしてしまうと、そのウェブサイトが一体何を目的にして作られたウェブサイトなのかというのがわかりにくくなってしまい、検索エンジンからの評価が上がりにくくなってしまいます。したがって、サイトタイトルは30文字以内の短めでわかりやすいものにするのが大切なのです。

そしてディスクリプションですが、これも同様に短く、そして端的にわかりやすい文章にする必要があります。そうすることにより、ユーザーがサイトの中身をパッと見た時に、ウェブサイトの中に何が書かれているのか、どういった情報を手に入れられるのか、ということを知り、サイトにアクセスしやすくなります。

ディスクリプション

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コンテンツの品質

内部対策を行う際に大切な要素が、サイトコンテンツの品質です。サイト内に掲載されている文章や画像、動画などのコンテンツというのは、検索エンジンからの評価をあげるために非常に大切な要素です。コンテンツの質が良い場合、利用する人が知りたいと思っている情報を正確に発信し、ニーズをしっかりと満たす事ができます。

このような、知りたいと思うような情報を正確に知れるウェブサイトやコンテンツというのは検索エンジンからも良い評価をもらいやすいという特徴があります。ですが対照的にユーザーが知りたいと思わないような情報や知識ばかりを発信するようなコンテンツというのは、利用するユーザーからの満足度も低下し、それに伴い検索エンジンからの評価も落ちてしまいがちなのです。

そして、検索エンジンからの評価というのは、ユーザーが知りたいと思うような情報を正確に発信するウェブサイトの中でも、常に新しい情報や有益な情報を発信し続けるウェブサイトへの評価を高くする傾向があります。したがって、コンテンツの質に対する内部対策を行う際には「求められる情報を常に新しい知識や情報を活用しながら発信し続ける」というのが非常に大切になるのです。

コンテンツ分析

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使いやすいデザイン

SEOの内部対策を行う上で大切なこととして、サイトの中身であるコンテンツの品質がありますが、それと同様に大切なことがあります。それはサイトのデザインです。サイトデザインというのは内部対策の上で大切なことで、利用ユーザーがサイトをチェックした上で、見たいものがすぐに見ることができる、一目見ただけでどこを操作すればどういった変化が画面に現れるのかわかる、そういった利用しやすいサイトデザインを行うことが大切なのです。

こういったサイトのデザインで重要になることとして、ガイドラインがあります。Googleのガイドラインにはウェブサイトをどういった形に作るのがGoogleにとって好ましいのか、対照的にどういったサイトのウェブデザインがSEO的に良いものではないのかという情報が掲載されています。したがって、ガイドラインを参考に作成するデザインを決定していくことにより、自ずとSEO対策に最適化されたウェブサイトのデザインを作ることができます。

コンテンツ分析

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的確な内部リンク

ウェブサイトに対してアクセスし、そこからすぐに離れてしまう利用ユーザーというのは多くいます。こういったサイトからすぐに離れてしまう利用ユーザーの割合のことを「直帰率」と呼び、SEO対策を行う際にはこの直帰率を低下させるサイト作り、そしてそのための内部対策を行うのが非常に大切になります。

そしてこの直帰率を減らすことに繋がるSEOの施策として、適切な内部リンクの作成と設置というものがあります。この内部リンクというのは、ウェブサイトやウェブページ内を行き来できるリンクのことです。このリンクがウェブサイト内に作られると、利用するユーザーというのは1つの情報から別の情報へと飛び、そこからまた別の場所に飛び……というふうに色々なページにアクセスするようになります。

その結果、ウェブサイト内の滞在時間が上昇し、直帰率を低下させることができるのです。そして、この直帰率を低下させる内部リンクの作成を行うことにより、検索エンジンがウェブサイトの評価を行う際に実施する、クロールと呼ばれる工程の発生頻度などが上昇し、より多くの人がサイトにアクセスしてくるようになるのです。

コンテンツ分析

外部対策

ウェブサイト内部を改善するSEO対策の方法を内部対策と呼びますが、この内部対策とは違い、サイト外部から行うSEO対策として、外部対策というものがあります。この外部対策を行うことにより、検索エンジンは「このサイトは色々なサイトから好評化だと言われている」という判断を下すため、その結果検索順位を上げることができます。そしてそのリンクを獲得するための策が、外部対策と呼ばれるものになるのです。

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リンクの獲得(被リンク)

ウェブサイトの評価をサイト内の改善ではなく、サイト外からの力によって上げる手法と、そのために行なう対策を外部対策と呼びます。この外部対策を行なった場合、他のウェブサイトからリンクを貼る「被リンク」と呼ばれる物を行なってもらい、外部のサイトからで人が流れやすくなる状況を作ることができます。

そして同時に、多くの人が外部から流れやすくなる状態を作ることによって、検索エンジンが被リンク先のウェブサイトが良いウェブサイトだと判断しやすくなり、検索順位が更に上昇していくのです。こういった被リンクを行なってもらうための対策である外部対策ですが、方法としてはソーシャルメディアでの宣伝といった方法があります。

このようなソーシャルメディアでウェブサイトの宣伝を行なう、サイト内コンテンツを発信するといった行動を取ることにより、そのサイトやウェブページに対してのリンクを貼る、もしくはSNSで拡散させることにより、被リンク数を一気に上昇させ、評価を上昇させることができるのです。

マーケティング

まとめ

Googleなどの検索エンジンからの評価を人為的に上昇させ、検索上位にウェブサイトを表示させる手法をSEO対策と呼びます。このSEO対策を行う手法を端的にまとめると、利用している若しくは利用しようとしているユーザーがどういったことを考えながら検索を行い、自分の運営するウェブサイトへやって来たのかを徹底的に分析し、その上で自分たちのウェブサイトが利用する人によって役立つ素晴らしいウェブサイトになるように策を練った上で実行に移す、というものです。

したがって、SEO対策というのは「利用する人にとって良いサイトを作ろう」と意識しながら行動に移していくことにより、自然と行えるものでもあるのです。Googleが掲げる10の事実にあるように、人からの評価や人気といったものは初めてすぐに成果が出るわけではなく、継続して行い続けることによって徐々に成果が現れるものです。

したがって、短期間で一気に成果を見出すのではなく、利用する人がどういったことを考え、何を目的にやって来ているのか、どうすれば利用する人が便利にサイトを利用できるのか、どうすればウェブサイトがより素晴らしいものになるのか、こういったことをじっくり分析し考え、その上で行動へ移すのが非常に大切なのです。

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