専門用語
SEOの専門用語というのは、これから初めてSEOを行おうと考える人にとっては聴いたことがない言葉ばかりです。そんなこれから初めてのSEOを行おうと考えている人向けに、さまざまなSEOの専門用語をわかりやすく紹介します。
用語一覧
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SEO
SEOはSearch Engine Optimizationの略称であり、日本語で「検索エンジン最適化」と呼ぶ行為です。このSEOを行うことによって、Googleでウェブサイトの検索を行った際に、他のウェブサイトよりも上位にSEOを行なったウェブサイトが表示されるようになります。また、広告を利用した宣伝と違い、SEOは費用が発生しないという特徴があります。そのため、このSEOはウェブサイトを利用してビジネスを行ない、少ない日用で売上を発生させようと考えている人にとっては非常に大切なことなのです。
閉じるSEM
SEMはSearch Engine Marketingの略称で、日本語で「検索エンジンマーケティング」とよびます。このSEMというのはマーケティングの手法の1つで、検索エンジンを利用し特定のウェブサイトに対して人が流れるようにするマーケティングの手法のことを差します。具体的な方法としては、動画共有サイトに表示される広告、検索結果に表示されるリスティング広告とよばれる広告、そしてSEO(検索エンジン最適化)もこのSEMの一環として行われる手法です。したがって、SEOというのはSEMという大きなマーケティング手法の1つなのです。
閉じるPPC
PPCはPay Per Clickの略称で、日本語では「クリック課金型」と呼びます。PPCはネット広告に用いられるもので、ウェブ広告の業界ではPPC広告という言葉がよく使われます。このPPC広告は日本語でクリック課金型広告と呼ばれるもので、その名称の通り「クリックの成果によって広告費が発生する」という特徴があります。
したがって、広告をどこかのウェブサイトに掲載する際には、雑誌などのメディア媒体に広告を掲載するときのように広告費が発生しない代わりに、PPC広告が掲載されているウェブサイトを利用した人が広告をクリックすると、広告を掲載しているウェブサイトの持ち主に対して、一定額の広告費を支払う必要が出てきます。
検索エンジン
検索エンジンとは、インターネット上に存在しているウェブサイトやウェブページ、画像ファイルやネットニュースといった、さまざまなネット上の情報を検索する機能、そしてその機能を持つプログラムのことです。更にわかりやすく説明をすると、普段インターネットを利用して何かを調べようと思った時にアクセスをする、文字を入れて検索を押すと色々な情報が出てくる、あのサイトの中に存在するシステムがこの検索エンジンと呼ばれる機能とプログラムです。
閉じるインデックス
インデックスとは、クローラーと呼ばれるプログラムが収集したウェブページのデータを検索エンジンデータベースに格納する工程のことを指します。これを簡単に説明すると、ネット上に存在するさまざまなウェブページが検索によって表示されるようにする工程のことです。したがって、何かしらのウェブサイトやウェブページを作ってネット上に公開し、それが検索によって表示されるのは、このインデックスとよばれる工程が行われた結果なのです。
閉じるクローラー(ボット)
クローラー(ボット)とは、検索エンジンの中でもロボット型検索エンジンと呼ばれる種類の検索エンジンが、インターネット上のファイルを収集する為に利用するプログラムのことです。このロボット型検索エンジンの代表的なものがGoogleで、Googleのクローラーと呼ばれるボットプログラムがインターネット上をウロウロと彷徨いつつ、ウェブページや画像といったものを収集していきます。
そして収集したウェブページや画像などは、インデックス化されることによって、検索エンジンで情報を調べた際に、クローラーが集めたウェブページや画像が表示されるようになるのです。
SERP(サープ)
SERP(サープ)とは、Search Engine Result Pagesの略称で、検索エンジンを行なった結果の画面、いわゆる検索結果画面と呼ばれるものが、このSERPになります。このSERPは1回の検索で複数ページに跨ったページが自動的に作成されますが、このSERPの中でも1ページ目に自分のウェブサイトが表示されるように対策を練り、実行に移すのがSEOの大きな目的となります。
閉じるクエリ
クエリとは、検索サイトに対してユーザーが入力する単語やフレーズのことを指します。このクエリには複数種類のものが存在しています。
まず1つ目はナビゲーションクエリというもので、これは特定のウェブサイトを見つけるために打ち込むワードの事を指します。そして2つ目はインフォメーションクエリで、これは何かの情報を集めるために打ち込むワードです。3つ目はトランザクショナルクエリで、これは入力した人が実際に何かしらの行動を起こすために打ち込むワードです。
被リンク(バックリンク)
被リンク(バックリンク)は、外部のウェブサイトから自分のウェブサイトに向かって設置されたリンクのことを指します。分かりやすく説明をすると、SNSや個人ブログなどで「○○というブログの××という記事が面白い!」と書かれている文章と共に、その面白いと紹介している記事へのリンクが設置されているのをよく見かけると思いますが、この××にアクセスできるリンクこそが、○○というブログに対して行われている被リンクなのです。
閉じるブラックハット
ブラックハットはSEOの手法の1つです。このブラックハットという手法は、Googleが定めるガイドラインという基準に反し、システムの盲点となっている部分をくぐり抜けるように行われるSEOです。この手法の特徴として、非常に簡単に検索順位を上げることができるという特徴があります。ですがそれと同時に、システムの盲点をくぐり抜けているため、実施したことがGoogleなどの検索エンジンに対してバレてしまうと、検索順位の低下やインデックス削除などのペナルティを受けることになります。
閉じるホワイトハット
ホワイトハットはSEOの手法の1つです。ホワイトハットはブラックハットと対象的にGoogleのガイドラインに沿ったSEOの手法のことを指します。この手法はブラックハットと比べて作業工程が多く、手間がかかる反面ペナルティを受けないという特徴があります。したがって、ホワイトハットSEOを行った場合は、ブラックハットSEOとは違い一度上がった順位が大幅に変動することが少なく、成功した場合は安定した順位を長時間確保し続けることができます。
閉じるリダイレクト
リダイレクトとは、ウェブページやウェブサイトが削除や移転によってURLが変わってしまった後に、古いウェブページやウェブサイトにアクセスしたユーザーを自動的に新しいページやサイトへ転送する処理のことを指します。このリダイレクトには一時的にリダイレクトを発生させるものと、恒久的にリダイレクトを発生させるものの2つが存在していますが、どちらを行なった場合でもリダイレクトが原因でGoogleの評価が変化するという事はありません。
閉じるサーチコンソール
Googleアナリティクス
Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているアクセス解析用のツールです。このツールを利用した際には、アナリティクスに登録しているウェブサイトに対してどれくらいの人がアクセスしたのか、どういった経緯でサイトにアクセスしたのか、スマートフォンかパソコンのどちらを利用してアクセスしたのか、というのを分析することができます。そのため、このGoogleアナリティクスを使用した際にはユーザーの動きを分析し、その上で次の行動や対策といったものを練ることができます。
閉じるnoindex(ノーインデックス)
noindex(ノーインデックス)とは、特定のURLを検索エンジンに対してインデックスさせないようにするために利用する、HTMLのタグです。このnoindexを実施した場合、検索エンジンのクローラーがnoindexタグの入っているウェブページを収集しなくなります。ページを新たに作成する時に、作成途中の段階でクローラーが来てしまうのを防ぐことができるので、一見すると使用する意味のなさそうなタグですが、このような場合には非常に便利なタグなのです。
閉じるnofollow(ノーフォロー)
PageRank(ページランク)
PageRank(ページランク)は、Googleの検索エンジンが定めるウェブサイトやウェブページの評価のことです。このPageRankは0から10までの合計11段階に別れており、数字が大きければ大きいほどに評価が高いという特徴があります。そしてこのPageRankが高ければ、Googleからの評価が高くなり、検索上位に表示されやすくなります。したがって、このPageRankを上げるというのもSEOを行う際に大切になる要素の1つです。
ですが注意点として、PageRankはあくまで重要度の高さであり、これが高いだけで検索上位に表示されるというわけではないという事を知っておきましょう。
インプレッション
インプレッションは、ウェブサイトやウェブページ内に掲載されている広告の表示のことを指します。このインプレッションは広告の効果を確認する際に指標となる数字で、この数字が大きければ大きいほどに、そのサイトのインプレッションの数は上昇していき、広告の効果が大きいという評価を受けるウェブサイトやウェブページだという評価を受けることができます。このインプレッションの数は広告のクリック数とは関係がなく、どれだけの人が広告を目にしたのか、という点を調べる際に用いられます。
閉じるPV(ページビュー)
PV(ページビュー)はウェブサイト内のページが開かれた回数の事を指します。この数字はウェブサイトがどれくらいの数見られいているのかを調べる際に用いるもので、ブラウザに対してウェブページが1ページ表示されると、PV数は1ずつ上昇していきます。この数字はGoogleアナリティクスなどのツールを利用することによって、いつどれくらいのPV数があったのか、どこのページにどれくらいのPVがあるのか、というのを調べることができます。
閉じるCTR
CTRはClick Through Rateの略称で、日本語でクリック率やクリックスルー率と呼ばれるものです。このCTRは、ウェブサイトやウェブページに表示されている広告の表示回数のうち、実際にクリックした回数の割合のことを示します。このCTRはSEOやアフィリエイトというものを行う際には、非常に重要になる数値で、この数値を高くすることができれば、より効率のよい広告を掲載している、もしくは効率のよいウェブサイトを運営しているという評価を得ることができます。
閉じるCVR
CVRはConversion Rateの略称で、日本語で顧客転換率と呼びます。このCVRは、サイトにアクセスした人の中でどれくらいの人が実際にそのサイトを利用して商品の購入や申し込みといった工程に至っているかを示す指標です。このCVRの数値を上昇させることによって、ウェブサイトは売上を発生させることができる、仕事のできるウェブサイトだという評価を得られるようになり、ウェブマーケティングやSEOを行う際には非常にこのCVRの上昇を目指す事も非常に大切となります。
閉じるCMS
CMSはContents Management Systemの略称です。このCMSというのは、ウェブサイトを作成する際に本来必要となる専門的な知識を必要とせず、ただ単にテキストや画像といったものを当てはめていくだけで自動的にウェブサイトを構築することができるシステムのことを指し、有名なものとしては、WordPressがあります。このCMSを利用することによって、専門的な知識を持っていない人でも非常に簡単にウェブサイトの作成と運営、運用ができるようになるため、多くの人がこのCMSを利用しています。
閉じる直帰率
直帰率は、利用しているユーザーがウェブサイトに初めて訪れた時に、初めてアクセスしたページを見ただけでサイトを閉じてしまう割合を指す指標です。この直帰率が高いウェブサイトというのは、そもそもページ自体が1つしか存在していない、サイト内に必要となる情報が存在していない、見辛い、というようなページに対して問題があるウェブサイトが多い傾向にあります。このようなウェブサイトというのはGoogleからの評価が高くはないため、SEOを行う際にはこの直帰率を下げるための策を講じる必要があります。
閉じる離脱率
離脱率は、検索エンジンによる検索結果や広告、ブックマークといったさまざまなものからサイトに対してアクセスし、実際にウェブサイトにやって来た人が別のページヘ移動せずに他のサイトへ移動する、もしくはブラウザを閉じ、サイトから退出してしまう人の割合のことを指します。この離脱率はウェブサイトのページ毎に異なっているという特徴があり、ページによっては離脱率が非常に高いページや、対象的に極端に低いページも存在していますが、この離脱率の差に注目することによって、ウェブサイトの問題点に発見できる場合があります。
閉じるキャッシュ
キャッシュとは、ブラウザが一度表示したページのデータを保存する機能のことを指します。わかり易く説明をすると、このキャッシュはメモ書きのようなもので、一度訪問したウェブサイトの情報をブラウザがメモとして残しておき、再度同じページに対してアクセスした際には、このメモを見ることによって、初回よりも速い速度でウェブページが見れるようになります。
このキャッシュがブラウザに残っている場合、ウェブサイトに対して更新が発生したとしても、ユーザーはキャッシュの情報からウェブページを表示させるため、更新が反映されません。したがって、最新のコンテンツを常に更新し続けるようなウェブサイトを作る場合、キャッシュの保存期間を短く設定することによって、ユーザーの満足度が高いウェブサイトを作ることができます。
クッキー
クッキーは利用ユーザーがウェブサイトにアクセスした際に入力した情報を一時的に保存する仕組みのことを指します。このクッキーと非常によく似ており、同一視されやすいものとしてキャッシュがありますが、このキャッシュとクッキーは保存するものが異なっています。キャッシュはウェブサイトの画像やテキストといった、ウェブサイトの見た目の情報を一時的に保存する機能です。
それに対してクッキーは、ウェブサイト内で入力したIDやパスワードといった情報を保存します。そのため、会員情報などを入力するウェブサイトでは、クッキーを保存するように設定したウェブサイトを作ることのより、利用するユーザーがアクセスする度に、何度も同じ情報を入力すると手間を減らしたウェブサイトを作ることができます。
モバイルファーストインデックス
モバイルファーストインデックスは、Googleがウェブサイトに対して行う評価の基準をパソコンサイトの内容のものから、スマートフォンなどのモバイル端末の内容に切り替え、た方向転換の事です。このモバイルファーストインデックスというものが適応された後のウェブサイトは、クローラーが巡回した際にパソコンで表示されるウェブサイトも、モバイル端末用のウェブサイトも、どちらの情報も収集が行われますが、表示順位の決定の際にはモバイル端末で表示されるウェブサイトの中身が重視されるようになります。
閉じるモバイルフレンドリー
レスポンシブウェブデザイン
アンカーテキスト
アンカーテキストとは、別のウェブサイトや同一ウェブサイトの別ページや別項目に対してのリンクが設定されたテキストのことで、シンプルに「リンクテキスト」と呼ばれる事もあるものです。このアンカーテキストを作るというのはSEOを行う上で非常に重要な事であり、このアンカーテキストの自分のウェブサイトが狙っているキーワードを含ませ、その上でリンクを設定することによって、Googleはそのキーワードがウェブページ内の重要な要素であると判断し、リンク先のウェブサイトの評価や、アンカーテキストの存在するウェブサイトの評価を上昇させます。
閉じるアルゴリズム
アルゴリズムは、特定の目的を達成するために組まれた仕組みのことです。SEO対策でこのアルゴリズムという言葉は、一般的にGoogleなどの検索エンジンがウェブサイトの評価を行う際に利用する仕組みのことを指します。SEO対策を行う際には、この検索エンジンの評価アルゴリズムについて知り、その上でアルゴリズムの評価の仕組みに沿ったウェブサイトの構築を行っていくことによって、ウェブサイトの表示順位が上昇していきます。
反対に、アルゴリズムに反したウェブサイトの構築を行う、アルゴリズムの盲点となっている部分をすり抜けるようなサイト作りを行なってしまうと、表示順位が低下する、もしくはペナルティを受けてしまいます。
アフィリエイト
アフィリエイトはネット上に存在する広告の1つです。このアフィリエイト広告は、他のネット広告と同様にウェブサイト等に掲載されているものですが、広告費が対象広告のクリックや、広告が掲載されているウェブサイト経由で商品が購入される、会員登録がされるなどのアクションが発生した際に、広告費が同時に発生するPPCタイプの広告であるという特徴があります。したがって、人の流れが多いウェブサイトにアフィリエイト広告を掲載することにより、非常に大きな利益を発生させることができます。
閉じるパンくずリスト
パンくずリストは、利用するユーザーがウェブサイト内のどのページにいるのかを視覚的にわかりやすくする為に設置されるリストのことです。パンくずリストの語源は童話のヘンゼルとグレーテルで、物語中に森のなかで道に迷ってしまうのを回避するために、パンくずを通り道に置いて歩いたというエピソードになぞらえて、パンくずリストと呼ばれるようになりました。パンくずリストを設置することにより、ユーザーがサイト内のどの階層に今いるのかを視覚的に把握し、別ページヘの移動を行いやすくすることができます。
閉じるEFO
EFOはEntry Form Optimizationの略称で、日本語では入力フォーム最適化と呼びます。EFOは会員登録や通販サイトでの決済など、個人情報を入力する際に利用する入力フォームを最適化し、利用者がストレスを感じること無く利用できるようにするための策全般を指します。
個人情報の入力フォームでストレスや利用しづらさを感じてしまうと、そのサイトを利用した買い物や会員登録といったものを行いたいという気持ちが低下してしまい、その結果途中離脱を招くことになります。ですが、このEFOを行なった際には離脱の原因であるストレスを低下させることによって、離脱を防ぎ最後まで情報を入力させられるようになります。
ロングテール
ロングテールとは、ウェブマーケティングの手法の1つです。このロングテールは、1つの人気商品だけで売上と顧客の増加を行うのではなく、幅広く商品を増やすことによって、多くの人がさまざまな商品を購入し、全体の売上が上がるようにする手法のことを指します。このロングテールをSEOに対して適応させた場合、目的とするキーワードの中でも人気が高い1つだけに力を入れるのではなく、さまざまなキーワードをウェブサイトやウェブページに織り交ぜていくことにより、1つのウェブサイトやウェブページに対して、非常に多くの人が集まるようになり、結果ウェブサイト全体のアクセス数が増加します。
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